ケータイ小説 野いちご

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野いちご学園の新着投稿

    • 同級生
    • 放課後
    • 教室
    • 頭ぽんぽん

    「ねぇねぇ、今日はいい夫婦の日らしいよ」



    「へぇ…興味ねぇな」




    「え~、こんな日に結婚とかしたらなんか素敵じゃない?」



    まったく興味なさげに机に突っ伏している大和の顔を覗き混む。




    「何?」



    パチッと整った顔と目が合う。



    「反応薄いから」




    「ふっ」




    私の言葉にイタズラそうにけど嬉しそうに笑うと





    「じゃあ、俺らも数年後の今日結婚式する?」




    と言って大和の顔を覗き混んでいる私の頭を優しく撫でた




    まさかの返しに硬直していると




    今度は私のほっぺをプニッと引っ張って




    「無視かよ」




    「え、ちがっ」





    私の言葉を遮るように大和は優しくキスをした





    私も言葉で言えなかった答えを返すように大和の首に手を回し、




    誰もいない教室で、数年後の誓いを交わす。



    今日はいい夫婦の日。

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    • 幼なじみ
    • 教室

    「煌大、冬休みに空いてる日ある?」
    休み時間に私が声をかけたのは幼なじみの煌大。そして…私の好きな人。
    私、美琴は今から勇気を振り絞って彼をデートに誘いたいと思います!
    「ああ…クリスマスなら空いてるけど」
    クリスマス!?私の心臓が跳ねた。
    空いてるってことは彼女いないってことだよね?
    「あのさ…良かったら2人でどこか出掛けない…?」
    「2人で…?」
    「っ…別に無理なら良いよ!」
    「いや、2人でいい。…どこか行きたい所あるのか?」
    やった!とりあえず、第1関門突破!
    後は…告白する行き先。
    「えっと…」

    ①イルミネーション
    →11/23更新のエアラブへ

    ②遊園地
    →11/24更新のエアラブへ

    美琴と煌大がデートする場所はどっち?

    開く閉じる

    • 彼氏

    「りーか。ん。」
    彼氏の凪止がポッキーを咥えているこの状況は、何なのだろう。

    『…、何?ポッキーなんか咥えて。』

    「ポッキーの日だよ?」

    『もう終わったと思うけど。』

    そう、もう終わったのだ。何日すぎたと思っている。どうせ知ったのが最近とかなのだろう。

    「ふーんふ、ふーんふ!!(いーからいーから!!)」

    それでも我を通すところが凪止らしい。咥えているポッキーをブンブンと振っている。

    『分かったよ。』

    ポキッ、バリバリバリ。

    「あっ、折れちまったな。まぁ、いいか」

    『どうせ、キスしたいだけでしょ。』

    「あは?バレた?

    なら、目、閉じて?」

    髪の毛が頬にかかったと思ったら、唇に温もりが当たった。

    それは、チョコレートの味がした。

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感想ノート

桜下心中 (蒼山 螢/著)

おもかげは、桜の下に。

  • 【レビューお礼】詩羅さま

    桜だけでなく、花って、なんだか人間の想いをも吸ってるかなって思いますよね。
    だから季節毎に綺麗な姿を見せてくれるんだと思います。

    花は自らも美しく咲けるけれど、その姿で、人の気を引いて、そして人の想いでますます美しくなるのかなって。
    そんな風に思います。

    読んでいただいて、ありがとうございました。
    短い話ですが、心で広げてくださって、とても幸せです。

    蒼山 螢   2014/07/25 17:25

  • 夢幻キリコさま
    ありがとうございます。
    このお話は、ラストとタイトルががあって書き始めたものでした。
    悲しいだけにはしたくなかったのですが、儚い中に力強く思いを通じあわせたかった2人を描きたくて。
    現代が舞台ではないし短編なんですけど
    桜が咲いて散るまで、2人が咲いて散るまで
    桜の下で思いと心だけは一緒に。
    とある歌がテーマソングなんですけどね。
    自分の中で思い出に残る作品です。

    蒼山 螢   2013/01/19 10:23

  • 水野ユーリ様
    はじめまして。
    わ!バックナンバーから!ありがとうございます~
    悲恋と儚さと、華やかな桜を一場面に描いて見たかったので、趣味丸出しなんですけど…
    そのように言っていただき、嬉しく思います。

    素敵なレビューもありがとうございますっ

    蒼山 螢   2011/02/09 09:19

  • はじめまして。
    こんにちは*
    オススメ作品のバックナンバーから参りました。

    繊細な描写で描かれる悲恋に、心が締めつけられました。
    追い詰められた二人の孤独、美しい情景をひしひしと感じました。

    感動をありがとうございました。

    水野ユーリ   2011/02/08 14:20

  • ■mihiroさま
    読んで頂いて、ありがとうございます★
    現代の話じゃないので、言葉をあまり崩したくはなかったので、こうなりました。
    ちょっと固いかな? て感じですけれど。
    昔話を聞かされてるようにしたかったというか。
    雰囲気を読みとっていただいて、すごく嬉しいです^^

    蒼山 螢   2010/11/16 16:35