苺練乳。



…カシャン



隣で、何かが置かれる音がする。


あたしはその音の原因を探ろうと、チラリと隣を見据えた。


そして見えたのは…



『苺のかき氷…。』



思わず顔をしかめてしまう。


苺のかき氷は今日だけでも二回食べていて…

もう食べ飽きた。



「…あれ??

苺のかき氷好きじゃなかったっけ??」



そう言って、キョトンとする優太。



好きじゃなかったっけ…って。


何を根拠に言ってるんだろうか、この人は。