**** ぴ、ぴ、ぴ、…… おっと、ヤバいヤバい!! もう3時だ。 そろそろ帰る準備しなきゃ。 先輩が起きる前に… 私は背中に巻き付く先輩の手をやんわりほどくと、ベッドの回りに脱ぎ捨てた服をきた。 そして、寝室のドアをこっそり閉めるといつものように朝ごはんを作った。 できたてのおかずをお皿に品良く盛り付けると、ラップをかけた。 そして鞄の中から付箋を取りだし、いつものようにメッセージを書き、家を出た。