「ふぁぁあ…」 家に帰った陽菜は、眠気に襲われていた。 図書館で会った山南さん。 それから、三浦爽の事。 蘇ってきた自分の前世の記憶。 今日は、一気に色々な出来事があった。 少し前までの陽菜ならば、今頃、眠気すらなく、一人悩み、疲れていたことだろう。 けれど、陽菜は、爽のおかげで安らぐことが出来ている。 自分と同じように前世の事を思い出している爽と会ったから。 「三浦君…」 陽菜は、微笑み、そうして眠りについた。 それは、何よりも安らかな眠り。