もっと、生きてほしかった……




女は美波って言うらしい。


俺に何か用か?
俺、知らねぇけど。




それから女は勝手にペラペラ喋りだし、他愛もない話になっていた。



「良かったら学校案内するよ!」



どこのお嬢様か知んないけどかなりのお節介。



でも時折開いた窓から入ってくる暖かい風で彼女の髪がなびく姿を見た瞬間…





俺は素直に、



“キレイだ……”


と思った。