私は意を決して生徒会長の扉を開けた 「失礼します。」 私の目の前にいたのは優しそうなお兄さん 「学園へようこそ。新入生、離宮夢華さん。お待ちしていました」 その声は少し低く甘い声だった 髪の毛は真っ黒でとても優しい顔立ちでその目には優しいスミレ色を宿していた 「あの・・・失礼ですが、生徒会長はハーフですか?」 「そうだよ。夢華さん。良くわかったね」 彼はニッコリと微笑んだ