いつの間に眠ってしまったんだろう・・・

目が覚めると
もう、とっくにお昼は過ぎ、
時計は 2時をさしていた。

隣に寝てる輝樹は
気持ち良さそうに
寝てるし・・・

気にしないようにしてても
視線は 首筋のキスマークに集中してしまう・・・



誰につけられたんだか・・・



はぁ・・・。

思わず 大きなため息がこぼれてしまった。


「何時・・・?」

それと同時に輝樹の声が響いた。

「2時・・・」

「あー、二度寝は やっぱ だりぃな・・・」

だるそうに体を起こしながら
部屋を出て行った。

あの様子だと
たぶん シャワーでも浴びに行ったんだろうけど・・・

今の私の頭の中は

キスマークを問い詰めるべきなのか、
今までと同じように放置するべきなのか、

そんな事ばかり考えている。