優しい嘘−最低な兄に恋して−【上】

カナに頭を撫でられてると大雅が帰ってきた。



一緒に行ったはずのリカはいなくて、大雅はカナに飲み物を手渡してる。





「リカは?」


「帰った」


「はぁ?なんで?」


「どっかの最低野郎にふられたから?」





それって大雅の事でしょ?


それなのに心配する様子もなくベッドに腰をおろしてコーヒーを飲んでる大雅。



あたしは足で軽く大雅を蹴ってやると、一瞬睨まれた。



カナがいなかったら殺されてるな…確実に。