ココは天界。今、天帝の間に、天帝を前に片膝をつき報告するものがいる。そう。ウォカマナフである。


天帝:まだ、つかめぬか・・・
ウォカマナフ:申し訳ございません。配下のフラワシを水面下で捜索に当たらせているのですが・・・

天帝:天界の可能性は!?
ウォカマナフ:ございません。各神様の宮殿も極秘を調査させましたが、怪しい点はありませんでした。さすがにそれぞれの「神の間」には入れませんでしたが・・・もしや・・・

天帝:その可能性はあるまい・・・となると、残るは下界(地上界)と地獄界か。

ウォカマナフ:御意に。しかし、地獄界からはそういった報告は上がっていないのでしょう。ムリヤリ入ろうとすれば、地獄の軍勢と衝突するものかと。

天帝:ならば、下界か。どうだ!?

ウォカマナフ:下界は天界とは、勝手が違い、おまけに広いため調査はさせておりますが、まだ時間がかかります。一応、地獄界にも配下を潜行させておきます

天帝:今はまだ、水面下で動かねばならぬぞ

ウォカマナフ:委細承知しております。