悪神界の四天王の1人、タルーマティは封印された。

それによって、タルーマティが幻影を駆使することで、外からはその存在を悟られないようにしていた、悪神界の本拠地がその姿を現した。

その城は、針の山の頂上にあり、日本の戦国時代を思わせるような様相をしている

城の上には、黒雲が漂い、なんとも不気味である
針の山の決戦で、四天王タルーマティを敗走させた討伐隊、地獄界の鎮圧部隊、そして天界から派遣された天帝軍の正規部隊が針の山の頂上を目指す

が、辺り一面が針だらけのため、ルートを3つに分け、おまけに一つのルートを一列縦隊で進まなければならなかった。


ウルスラグナ:う〜ん。一列縦隊じゃ、もし敵と出くわしたときは、やられるな。

スラオシャ:でも、他に方法がないですよね!?

ラシュヌ:こりゃ困った、困った

ミスラ:ラシュヌの言葉が他人事のように聞こえるのは、僕だけだろうか・・・


そこへ、鎮圧部隊長と正規部隊を率いるアータルが来た


アータル:どうします!?

ウルスラグナ:こう・・・なんか・・・針を引っ込めるような方法はないの!?(あるわけねぇだろ!!)

鎮圧部隊長:いえ。わたしは存じ上げません。なにしろ、仕事の大半が地獄界で起きた反乱の鎮圧と、それに備えるための訓練ですから

ウルスラグナ:そうだよなぁ・・・


そのとき、鎮圧部隊長の無線がなった