「反省した?」


「もう2度と 朔哉君と


話しません 近付きませんって


土下座して言えば許してあげるよ?」


私は拳を握った


そんなの・・・出来ない


だって 私 倉崎君の事好きだから


「・・・出来ません」


「は?」


「私・・・倉崎君の事


好きだから・・・!


話しないとか 近付かないとか


無理です!」


「何こいつ・・・調子こいてんじゃねーよ!」


1人の女子が 手を上げた


叩かれると思い 目を瞑った


でも・・・叩いて来ない


ゆっくり目を開けると 


女子の手を掴んでいる倉崎君が居た


「・・・さ・・・朔哉君」


「あんた等 何やってんだよ?」


倉崎君は 女子達を睨んでいる


「あの・・・この子が・・・」


「麻美がお前等に何したんだよ?」


女子達を睨みながら そう言った