君を想う

「咲帆ちゃん!」


「麻美・・・」


咲帆ちゃんは ベンチから立ち上がる


「ごめんね? 呼び出して」


「ううん・・・ちょうど


買い物で近くに居たから」


ベンチに座ると 咲帆ちゃんも


ベンチに座った


「・・・あのね 私


朔哉君にちゃんと


気持ち言おうと思って」


「そっか・・・」


「・・・うん それで


咲帆ちゃんにお兄ちゃんの事


支えて欲しいの」


きっと わかってくれるはずだから


優しいし 思いやりがある


「・・・でも 健さんは麻美の事」


「うん でもわかってくれたの」


お兄ちゃんは 私の事


わかってくれた


「少し自信ないな・・・」


そう言いながら 咲帆ちゃんは


苦笑いをする


「大丈夫だよ お兄ちゃんは


優しくて 思いやりがあるから・・・


きっと咲帆ちゃんの事も


わかってくれるよ?」