「あ・・・ありがとう」
袋を受け取って 中身を開けると
クリームパンが入っていた
出して頬張る
「・・・美味しい」
「あのさ・・・この前
お前の兄貴に会ったんだ」
ドキン
「・・・何か言ってた?」
何聞いてるんだろう?
でも 気になってしまった
お兄ちゃんが朔哉君に
何を言ったのか・・・
「・・・麻美は 純粋で優しい子だから
まだ迷ってるって」
「・・・違うよ」
「え?」
私は否定した
「純粋なんかじゃない・・・
優しくなんか・・・ない」
声が震えたような気がした
「麻美?」
「・・・朔哉君やお兄ちゃんが
思っているような・・・女じゃないよ」
目頭が熱くなっていく
泣きそうなのが自分でもわかった
「わがままで・・・自分勝手で・・・
朔哉君とお兄ちゃん・・・
咲帆ちゃんを・・・悲しませてるのに」
袋を受け取って 中身を開けると
クリームパンが入っていた
出して頬張る
「・・・美味しい」
「あのさ・・・この前
お前の兄貴に会ったんだ」
ドキン
「・・・何か言ってた?」
何聞いてるんだろう?
でも 気になってしまった
お兄ちゃんが朔哉君に
何を言ったのか・・・
「・・・麻美は 純粋で優しい子だから
まだ迷ってるって」
「・・・違うよ」
「え?」
私は否定した
「純粋なんかじゃない・・・
優しくなんか・・・ない」
声が震えたような気がした
「麻美?」
「・・・朔哉君やお兄ちゃんが
思っているような・・・女じゃないよ」
目頭が熱くなっていく
泣きそうなのが自分でもわかった
「わがままで・・・自分勝手で・・・
朔哉君とお兄ちゃん・・・
咲帆ちゃんを・・・悲しませてるのに」


