---朔哉side---
俺は少し自棄(やけ)になっていた
でも 麻美が嫉妬してくれて
嬉しい気持ちになった
「まだ わからない・・・」
そう言った麻美の気持ちを
俺は 急がせていたのかもしれない
でも 今の俺はあいつの本当の気持ちを
待とうと思っていた
だから・・・好きじゃなくても
それでもいいと思ったんだ
少し・・・いやかなり
自惚れているのかもしれない
「朔哉君・・・」
「ん?」
麻美を家まで送っている途中
声をかけて来た
「・・・どうして 待っててくれるの?」
そう言いながら 俺を見た
「好きだから・・・かな?
言ったじゃん
好きだって気持ちは変わらないって」
たとえ 麻美が俺の事
嫌いでも・・・
それでもよかった
片想いでも 叶わない恋だとしても
俺は 麻美を一途に想い続けたい
そう 思ったんだ
俺は少し自棄(やけ)になっていた
でも 麻美が嫉妬してくれて
嬉しい気持ちになった
「まだ わからない・・・」
そう言った麻美の気持ちを
俺は 急がせていたのかもしれない
でも 今の俺はあいつの本当の気持ちを
待とうと思っていた
だから・・・好きじゃなくても
それでもいいと思ったんだ
少し・・・いやかなり
自惚れているのかもしれない
「朔哉君・・・」
「ん?」
麻美を家まで送っている途中
声をかけて来た
「・・・どうして 待っててくれるの?」
そう言いながら 俺を見た
「好きだから・・・かな?
言ったじゃん
好きだって気持ちは変わらないって」
たとえ 麻美が俺の事
嫌いでも・・・
それでもよかった
片想いでも 叶わない恋だとしても
俺は 麻美を一途に想い続けたい
そう 思ったんだ


