お兄ちゃんは そう言った
「・・・お兄ちゃん」
「そんな顔すんなよ・・・
俺は身を引いたんだから」
「・・・」
小さい時から 大好きだった
優しくて・・・
カッコよくて・・・
自慢のお兄ちゃんだった
「だからさ・・・お前は好きな奴と
恋しろよ?」
「え?」
「倉崎の事・・・好きなんだろ?」
ドキン
朔哉君の名前が出て来て
心臓が高鳴った
「・・・私は」
「わかってたよ・・・お前の気持ち
これでも 兄貴だからな・・・
何年も麻美のそばに居たから・・・」
お兄ちゃんは 私の頭に手を置いた
大好きだった・・・
昔から こうしてもらうのが
「お兄ちゃんは・・・これから
どうするの?」
「しばらく・・・大学の寮で
暮らすよ」
少しだけ・・・やっぱり
悲しい顔をしてた
「・・・お兄ちゃん」
「そんな顔すんなよ・・・
俺は身を引いたんだから」
「・・・」
小さい時から 大好きだった
優しくて・・・
カッコよくて・・・
自慢のお兄ちゃんだった
「だからさ・・・お前は好きな奴と
恋しろよ?」
「え?」
「倉崎の事・・・好きなんだろ?」
ドキン
朔哉君の名前が出て来て
心臓が高鳴った
「・・・私は」
「わかってたよ・・・お前の気持ち
これでも 兄貴だからな・・・
何年も麻美のそばに居たから・・・」
お兄ちゃんは 私の頭に手を置いた
大好きだった・・・
昔から こうしてもらうのが
「お兄ちゃんは・・・これから
どうするの?」
「しばらく・・・大学の寮で
暮らすよ」
少しだけ・・・やっぱり
悲しい顔をしてた


