ガタ
席を立って 廊下に出る
胸が・・・痛い
今にも泣きそうな気分だった
会ってほしくなかった
私だけのお兄ちゃんなのに・・・
でも そんな風に思っちゃ
ダメだよね
いくら血が繋がっていなくても
お兄ちゃんだもん
「麻美?」
「あ・・・朔哉君」
「大丈夫か?」
さっきから 心配かけてばかりだな
「・・・大丈夫じゃないかも」
そう言って 視線を逸らした
諦めなきゃいけないの?
「何かあったら・・・俺に言えよ?」
「・・・朔哉君」
どうして 優しいの?
朔哉君の好きだって気持ちを
利用しそうで・・・
怖かった
好きなのかって言えばそうじゃない
逆に嫌いって言えば・・・
嫌いじゃない
じゃあ 私の気持ちは
どっちに揺れてるの?
席を立って 廊下に出る
胸が・・・痛い
今にも泣きそうな気分だった
会ってほしくなかった
私だけのお兄ちゃんなのに・・・
でも そんな風に思っちゃ
ダメだよね
いくら血が繋がっていなくても
お兄ちゃんだもん
「麻美?」
「あ・・・朔哉君」
「大丈夫か?」
さっきから 心配かけてばかりだな
「・・・大丈夫じゃないかも」
そう言って 視線を逸らした
諦めなきゃいけないの?
「何かあったら・・・俺に言えよ?」
「・・・朔哉君」
どうして 優しいの?
朔哉君の好きだって気持ちを
利用しそうで・・・
怖かった
好きなのかって言えばそうじゃない
逆に嫌いって言えば・・・
嫌いじゃない
じゃあ 私の気持ちは
どっちに揺れてるの?


