「・・・行かない どこにも」
勝手かもしれない
わがままかも・・・しれない
「・・・ごめん」
朔哉君は そう言って
私の肩を押した
「ううん・・・」
ドキン ドキン・・・
胸に手を当てる
「あ・・・授業・・・」
床に落ちた教科書とノートを拾う
「・・・サボるか」
「え?」
「今から行っても 間に合わないだろ?」
教室の時計を見ると
あと5分で授業が終わる
科学室までは だいたい5分ぐらい・・・
「・・・でも」
「俺さ もう少し麻美と
一緒に居たいんだ」
ドキン
そんな事・・・言わないでよ
私は黙ったまま俯いた
ぎゅ
朔哉君は 私の手を握った
「・・・麻美?」
そんな・・・優しい声で
呼ばないでよ
勝手かもしれない
わがままかも・・・しれない
「・・・ごめん」
朔哉君は そう言って
私の肩を押した
「ううん・・・」
ドキン ドキン・・・
胸に手を当てる
「あ・・・授業・・・」
床に落ちた教科書とノートを拾う
「・・・サボるか」
「え?」
「今から行っても 間に合わないだろ?」
教室の時計を見ると
あと5分で授業が終わる
科学室までは だいたい5分ぐらい・・・
「・・・でも」
「俺さ もう少し麻美と
一緒に居たいんだ」
ドキン
そんな事・・・言わないでよ
私は黙ったまま俯いた
ぎゅ
朔哉君は 私の手を握った
「・・・麻美?」
そんな・・・優しい声で
呼ばないでよ


