---朔哉side---


やべ・・・


麻美の顔 超赤いし


照れてるってわかってるけど


超可愛い


「あのさ・・・キスしていい?」


「へ!?」


麻美はビックリして俺を見た


どうしてこんな些細な仕草でさえ


可愛いと思ってしまうんだろう?


面白いとか・・・そんなんじゃない


「で・・・でも・・・」


「ダメ?」


麻美の耳元で囁くように


そう言ってみた


すると 肩が上がったのがわかった


本当・・・可愛過ぎ


「・・・ダメだよな?」


そう言って 麻美から離れた


ぎゅ


麻美は俺の袖を掴んだ


「麻美?」


「・・・あ ごめん」


そう言って 袖を離す


もしかして・・・


「麻美・・・なんで俺の袖


掴んだの?」


「え・・・それは・・・」


麻美は慌てて俯いた