その時 麻美のスマホが鳴った
「あ・・・ごめん」
そう言って 俺の手を離して
鞄からスマホを出す
「・・・お兄ちゃんだ」
ドクン
少しだけ 胸が痛み出した
そうだよ・・・
麻美は・・・兄貴を選んだんだ
「出ないのか?」
「・・・怒られるよね?」
そう言いながら 鳴っているスマホを
じっと見ていた
「俺・・・離れてるから
出ろよ?」
そう言って ベンチから立って
麻美から離れた
チラッと振り返ると
スマホを耳に当てて 電話をしていた
「・・・ごめんなさい お兄ちゃん
うん・・・うん・・・
今? 学校の近くにある公園・・・
わかった・・・」
そう言って 電話を閉じた
「大丈夫か?」
「・・・うん お兄ちゃん
ちょっと怒ってた
心配・・・かけちゃったから」
そう言って 麻美は苦笑いをした
「あ・・・ごめん」
そう言って 俺の手を離して
鞄からスマホを出す
「・・・お兄ちゃんだ」
ドクン
少しだけ 胸が痛み出した
そうだよ・・・
麻美は・・・兄貴を選んだんだ
「出ないのか?」
「・・・怒られるよね?」
そう言いながら 鳴っているスマホを
じっと見ていた
「俺・・・離れてるから
出ろよ?」
そう言って ベンチから立って
麻美から離れた
チラッと振り返ると
スマホを耳に当てて 電話をしていた
「・・・ごめんなさい お兄ちゃん
うん・・・うん・・・
今? 学校の近くにある公園・・・
わかった・・・」
そう言って 電話を閉じた
「大丈夫か?」
「・・・うん お兄ちゃん
ちょっと怒ってた
心配・・・かけちゃったから」
そう言って 麻美は苦笑いをした


