「麻美?」
ドキン
顔を上げると 朔哉君が
立っていた
「・・・朔哉君」
朔哉君は 少し
驚いた顔をして私を見る
「・・・あの さっきどうして?」
どうして・・・教室に居たの?
「・・・玄関であいつ等
お前の事 悪く言ってたから・・・
嫌な予感がしてさ」
涙が頬を伝った
また・・・泣いてしまう
「・・・泣くなよ」
そう言って 朔哉君は
私の涙を指で拭った
それでも 涙は止まってくれない
「・・・ちょっと場所変えるか」
ぎゅ
グイ
私の手を引いて
朔哉君は歩いた
ドキン ドキン・・・
手からドキドキが伝わって来る
このまま・・・離さないで欲しい
「・・・どこ行くの?」
そう言っても 朔哉君は黙ったままだった
ドキン
顔を上げると 朔哉君が
立っていた
「・・・朔哉君」
朔哉君は 少し
驚いた顔をして私を見る
「・・・あの さっきどうして?」
どうして・・・教室に居たの?
「・・・玄関であいつ等
お前の事 悪く言ってたから・・・
嫌な予感がしてさ」
涙が頬を伝った
また・・・泣いてしまう
「・・・泣くなよ」
そう言って 朔哉君は
私の涙を指で拭った
それでも 涙は止まってくれない
「・・・ちょっと場所変えるか」
ぎゅ
グイ
私の手を引いて
朔哉君は歩いた
ドキン ドキン・・・
手からドキドキが伝わって来る
このまま・・・離さないで欲しい
「・・・どこ行くの?」
そう言っても 朔哉君は黙ったままだった


