玄関を出て 学校を出る
空は 少し薄暗かった
「麻美」
校門の前には お兄ちゃんが
立っていた
「・・・お兄ちゃん」
「何かあったのか?」
ドキン
「・・・ちょっとね 疲れちゃった」
そう言って 少し笑った
泣いていたなんて 言えない
「ほら 帰ろう?」
「・・・うん」
お兄ちゃんは それ以上
何も言わなかった
たぶん 気を使ったんだと思う
そんな事を思いながら
お兄ちゃんの後ろを歩いた
どうすればいいんだろう?
何か話さなきゃって思うけど
会話がない・・・
それからずっと黙ったまま
家に着いた
お母さんに・・・謝らなきゃ
玄関のドアを開けた
「・・・ただいま」
「麻美! お帰りなさい・・・」
リビングから心配そうに
お母さんが出てきた
空は 少し薄暗かった
「麻美」
校門の前には お兄ちゃんが
立っていた
「・・・お兄ちゃん」
「何かあったのか?」
ドキン
「・・・ちょっとね 疲れちゃった」
そう言って 少し笑った
泣いていたなんて 言えない
「ほら 帰ろう?」
「・・・うん」
お兄ちゃんは それ以上
何も言わなかった
たぶん 気を使ったんだと思う
そんな事を思いながら
お兄ちゃんの後ろを歩いた
どうすればいいんだろう?
何か話さなきゃって思うけど
会話がない・・・
それからずっと黙ったまま
家に着いた
お母さんに・・・謝らなきゃ
玄関のドアを開けた
「・・・ただいま」
「麻美! お帰りなさい・・・」
リビングから心配そうに
お母さんが出てきた


