カビ丸:ふふっ・・・いくら接近戦が得意なりんことはいえ、そろそろ息も上がってきたのではないか!?

りんこちゃん:はぁ、はぁ、ぜ〜、ぜ〜、・・・全然・・・はぁ、はぁ、・・・そんなことないもん

カビ丸:そんだけで、荒い息遣いでしゃべって、誤魔化せるとでも思ってんのか!?さぁっ!!追い詰めたぞっ!!


そこへカレーライス王子たちがやってきた


カレーライス王子:ナイトっ!!りんこを援護するっ!!カビ丸の技にいくら攻撃してもキリがない。カビ丸自身を狙えっ!!

ナイト:はいっ!!福神漬け手裏剣っ!!

カビ丸配下:ぐっ・・・ドサっ(地面におちる)


予期せぬ方向からの攻撃である。ナイトから放たれた多数の手裏剣のうち、数枚がカビ丸の配下の一人にあたり、その者は地面に落ちた。ナイトがすぐさま、そこに福神漬け爆弾を落とし、トドメをさす。カビ丸を始め、他の配下も手傷を追った。そして、その表紙に呪文を唱える際の人指し指と中指を立てた右手の形が崩れた。それにより、技の発動も止まった。


ナイト:大丈夫ですか!!りんこちゃん

りんこちゃん:うん。なんとかね。

カレーライス王子:安心するのは、まだ早いぞ。敵もまた合流して一まとまりになってる。

カビほら貝:さぁっ!!カビ消し剤Xを渡してもらおうか・・・

カビ丸:今回は大技を使いすぎたな。さすがに氣も限界だ・・・コレが最後か。水の精よ・・・我に力を貸し給え・・・水精の術っ・・・

カレーライス王子:はいっ!!(手を上げる)

カビ丸:なんだっ!!人がせっかく術をかけるために集中してるところをっ!!