ただ、大好きでした。




「あー!!あたし2組だーっ」

「ほんとっ!?あたしもなんだけど!!」

「うっそ!!きゃーっ!!すごぉーいっ!!!」



凄まじいテンションで、抱き合ったり、肩を叩き合ったりしていた友達が

声も動作も全て揃えて



「玲依はっ!?」「玲依はっ!?」



魂が抜けたように立ち竦むあたしへと、顔を向ける





キラキラしてる…



2人の輝く表情を目にして、頭の隅の隅の隅の方でそんなことをぼんやりと思いながら




笑みとも言えない微笑をつくり、


揺れる視界の中で、首を左右に振る




「えぇ、うそーぉ…」


「え、ちょ…玲依?!」




浮かべた微笑はすぐに崩れ


目を見開き慌てる2人を合図に





「や、だ…」



歪んで細くなったあたしの目から


ツー…、と涙が頬を落ちていく