ただ、大好きでした。




◆◇





「う、そ…」



見慣れた先生達が並ぶ校門を抜け


つい最近、改装工事だとかなんとかで植えられた、1本の桜の木の横を通り過ぎ、



浮わついた気持ちで真っ先に向かった、柱の前








「そ…んな…」




あたしは心踊らせている友達を両脇に抱え、


静かに肩を振るわせていた