ただ、大好きでした。




金色に統一された針金リボンの中で

1つだけ違う、ワインレッド



出来上がったチョコレートの中で

1番形がいいのを選んで包んだ





言わなきゃ気付かれないような小さな細工と


言っても分からないような、小さな細工






「ふーん?」


意味が分からないというように、少しの不満を覗かしながらチョコレートに手を伸ばすおばあちゃん




「…………」



どうだろう?
おいしいかな?


何も言わずジッと待つあたしに






「んー!おいしい!ぐぅーっ!」


と、おばあちゃんはグーサインを見せてくれた