「好きではないかなぁ~」
「だったら…っ!」
「でも、なんか可哀相なんだよね~」
え…?かわい、そう?
「振っちゃったら」
クラクラした
いや、グラグラ?ぐわぁんぐわぁん?
なにそれ、可哀相って…
意味わかんない
同情?なんなの?
「好きじゃないのに付き合うほうが可哀相だよ」
我ながらよく頭が回ったと思う
多分、すっごい必死だったんだ
なんとしても繋ぎ止めていたくて
「ん~…でもなぁ~」
後はただただ祈るばかり
お願いお願いお願いお願い…っ
断って、断って、亜也…
「玲依~返事するの一緒に着いてきて~」
ウソでしょ?
目の前で掌を合わせる亜也



