ただ、大好きでした。




年月が流れても、



『蒼井が好き』って、音に出すのは、難かしくて。




…戸惑いを、隠せなくなる。








2年半ぶりに君の姿を見つけて、


他のメンバーも揃って、席についた、今だって。小刻みに震えてるこの体を、止めることは、できなくて。












隣り合わせのテーブル。





視線を左に向ければ、そこにいる君を、


ただ、空気だけで、感じてた。








他の人なら、さらりと対応できちゃうし、『あの人のこと好きだったんだー』って、軽々しく、思い出として、言えちゃうのに。







─…貴方だけは、ダメなんだ。