…変なの。 動かすことに、あんなに苦労してたのに。 結局、鍵を持っていたのは、君。 時間を止めた、張本人。 ─…蒼井? 貴方だったんだね。 2年3組の同窓会。 集まるのは、自宅から僅か3分くらいの処にある、ちょっとした駅前ビル。 7Fの、しゃぶしゃぶ屋さん。 途中で鉢合わせた嘗ての仲間と雑談を交わしながら、共にエスカレーターを昇っていく。 上へ、上へと。