5月30日と6月19日 お互いの誕生日と、年の始め 数える程しかない、蒼井と交わした2年半分のメール ─…打ったつもりのピリオドは、薄く。 軽く擦れば簡単に、消えてしまった。 もう、絶対絶対、好きじゃないと、振り返えらないと、 受信ボックスを、空にして 何度だって『the end』の文字を繰り返したけれど 無理矢理突き進んだ道は、底なしの海だった。 藍でも、黒でもない、 ただ、無の世界