蒼井がくるギリギリまで、全身鏡があるおばあちゃんの部屋と自分の部屋を何往復もして服選んで、髪の毛もしっかり整えて 2階から、駆け下りた階段。 マンションの下で、君を待った。 ただのチャリなのに、立ち漕ぎで現れた蒼井の姿は、 本当に、幾千もの光に包まれて見えた。 まるで、王子さまみたいに。 …とか、メルヘンチックなことまで、無意識に浮かぶ。 第一、太陽なんて、出てなかったのに、ね。 笑えちゃう。