なんでこんな時まであたしの行く手を阻むんだって、身勝手な解釈が頭の中に芽生えてしまったけれど。
「あの…あたし…」
だけど、言わなくちゃって。
そう再び力を入れると、寒くもないのに体温が低下して、指先の熱が奪われていくのが分かった。
佑樹が居ようが居まいが、伝えられる、最後のチャンス。
見せびらかしてやりやぁいーじゃん
ぶつけてやりやぁいーじゃん
どれだけあたしの毎日が、蒼井で溢れていたか。
今言えなかったら、一生言えない。
出逢ってからこれまで。
自分の中で大切に育んできた、想いを…
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