ただ、大好きでした。




ステージの端へと、歩を進める横顔。


下る為だけに用いられた階段の前に立ち、凛と胸を張るその顔が、愛おしくてたまらない。






─…ねぇ、蒼井



あたし達、卒業、しちゃうんだね。






お別れ、なのかな。



…もう一生、会えないのかな?








だから呼び掛ける。




一瞬でも、貴方の瞳に、映りたくて。


心の中で、強く。







…あたしの声は、届いていますか?と。