ただ、大好きでした。



─…
──…



川沿いのグランド。


はっきりとした空の青から、光を放ちすぎて白く映る熱が、降り注いでくる。


そうまるで、あたし達を熱く熱く、焦がすように─…








夏休み明けの体育祭には、もってこいのこの天気。


日焼け止め独特の匂いがあたしをまとうのに、肌は、ジリジリと痛む。



だけどそんなの今日だけはそっちのけで、中学校生活を共に過ごしてきた仲間と、味方となり敵となり。



灼熱の太陽に負けないくらい、熱いバトルを繰り広げていた。









「〜♪」



そして、闘いが幕を下ろした、午後



大きく拓けたその場所では、オクラホマミキサーの弾むように愉快な音と



─…つい先程までとはまるで違う温度が、その空間を盛り立てていた。