ただ、大好きでした。




「あ、気のせいだった」



…は??気のせい…??


「もうやめてよー!そーゆーのほんっといらない」



こうなることは目に見えていたはずなのに、どーして参加したか、なんて、理由をつければいくらだってあるけど


「いや、お前らびびりすぎじゃね?」


─…蒼井の存在が、大きかった。…んだと思う。



「だ、だって…」

そりゃ、怖いもんは怖いし。


寄り添い、支え合いながらチマチマと歩くあたしと女友達。


「あ…っ!ちょ、ちょっと蒼井!ちゃんと照らしてよ…っ!」


その後ろで、まともに懐中電灯を扱ってくれない蒼井。


決められたルートを、3人で進んでいた。