ただ、大好きでした。




ネズミ花火に火をつけて投げてくるから危ないったらありゃしない!!



「もーやめてよー!!」


…って、言いながら。実はこーゆーのめっちゃ好きなんだよね!!


確かに危ないけど!



上がり続けるテンションに、ブレーキは利かなくて。



「まじ男子のくせにムカつくんだけど!!」



なにより、友達とこーやってわいわいはっちゃけて騒いでることが、たのしくてしょうがない


…気がしてた




「ばっ!ちょ、おめぇまじ危ねぇよ…っ!!」

「へっへーん!さっきの仕返しー!」



みんなの顔が必ずしも笑顔なわけではないけれど、それはワザと造り出されたもので。


各々が各々なりに、この時間を目一杯楽しんで生きているってことは、無意識にあがっている口角や頬筋を見れば一目瞭然だった。




─…どんなにテンションをあげてみせても、あたしの心は、ココに、ないのだけど。