「熱っ……美味しい!!」
「だろ? って言うか毎年出ているんだけど、岩代気付かなかったのか?」
「この花火大会では1度もたこ焼き買った事ないから……」
他愛もない話をしながらパクパクと食べ進め、気付けば残り2個となっていた。
丁度その時戻って来た優衣が買って来てくれたジュースを一口飲んでから、残りの2つも食べ切った。
「おい」
既に食べ終えていたらしいヒイラギが私を呼ぶ。
振りむいた私の口元に触れたのは、ヒイラギの白い指。
あまりにも突然過ぎて何の事だか分からなくなりつつ赤面をするも、
それに気付かないヒイラギは指が何かをすくうと、持っていたハンカチでその指を拭った。
「だろ? って言うか毎年出ているんだけど、岩代気付かなかったのか?」
「この花火大会では1度もたこ焼き買った事ないから……」
他愛もない話をしながらパクパクと食べ進め、気付けば残り2個となっていた。
丁度その時戻って来た優衣が買って来てくれたジュースを一口飲んでから、残りの2つも食べ切った。
「おい」
既に食べ終えていたらしいヒイラギが私を呼ぶ。
振りむいた私の口元に触れたのは、ヒイラギの白い指。
あまりにも突然過ぎて何の事だか分からなくなりつつ赤面をするも、
それに気付かないヒイラギは指が何かをすくうと、持っていたハンカチでその指を拭った。


