読後、最初に感じた事です。
真っ直ぐで純粋な白い恋。

彼女はきっと元気になって、
帰ってくるような気がします。
断言は勿論出来ません。
それでも私は2人が再会し、
幸せになる事を信じたいです。

笑いあり感動あり。
全員が本当に個性的な面々です。
（特にヒロインの絵里さんが私は好きです）

最後の最後まで予測がつかず。
恋の行方もどうなる事かとハラハラしました。
結末は個人的には残念な気分にもなりましたが、
彼らが幸せであるならばそれも受け入れられました。

ただの執事物の話ではない、と思いました。
ページ数で逃げたら損です。

自分の中にある感想を上手くまとめられないです。
なので簡潔に。

気付いたら後半は目には涙。

何処までもまっすぐで、
優しさあふれる強い愛を感じました。

それだけにラストは衝撃でした。

ほんわかしていて優しい。
色々な色彩が出てくるからか、キラキラと光るような話でした。

小学校中学年か高学年以上向けの印象。
童話ですし読みにくい漢字は、無理に漢字表記にしなくても良かった気がしました。

父親と娘以外の登場人物が変わっても、
延々とこのループが続く気がして、
娘の願いなら何でもする父親が娘よりも恐ろしく、
その娘の将来も恐ろしい……

考えれば考えるほど恐怖倍増。
７ページでこれだけまとめるとは凄いと思いました。