「……何がおかしい。だったら説明して見せろ」
「ち、違うよ……ただストレートだなあって。花火って言うのはね……」
珍しくムッとするヒイラギに、花火を説明しようとしたその時に。
夜空に赤い花が咲いた。そして消えてから少しして、大きな音が鳴り響く。
その花火を皮切りに黄色や青色。カラフルな花火達が夜空に咲いて消えてゆく。
「これが花火って言うんだよ」
ヒイラギは初めて見る花火に相変わらず無反応だったけど、
身体が少し震えているのが分かった。それは怖いからなのか興奮しているからなのかは分からない。
それでも彼は飽きる事なくただジッと空に浮かぶ花達を何も言わずに眺めていた。
「すぐに散ってはしまうが、人間の心に焼き付ける物。それが花火か」
「ち、違うよ……ただストレートだなあって。花火って言うのはね……」
珍しくムッとするヒイラギに、花火を説明しようとしたその時に。
夜空に赤い花が咲いた。そして消えてから少しして、大きな音が鳴り響く。
その花火を皮切りに黄色や青色。カラフルな花火達が夜空に咲いて消えてゆく。
「これが花火って言うんだよ」
ヒイラギは初めて見る花火に相変わらず無反応だったけど、
身体が少し震えているのが分かった。それは怖いからなのか興奮しているからなのかは分からない。
それでも彼は飽きる事なくただジッと空に浮かぶ花達を何も言わずに眺めていた。
「すぐに散ってはしまうが、人間の心に焼き付ける物。それが花火か」


