あれからあっという間に時は過ぎあたしは卒業式を迎えていた。 時というもの長いようで短いようで。 このまま、みんな別々の道を歩いてく。 もちろん………薫だって。 友達と写真を撮ったり、雑談したり、じゃれあったり。 もう、当たり前じゃなくなるんだよね。 そう考えると、本気で寂しくなった。 悲しくなった。