「え~と、どこだろう」 カフェに入って、香織は紹介したい人を捜し出した。 すると、 「おい、香織!」 ある人が、香織のことを呼んだ。 「あ、お兄ちゃん」 香織は、そう言った。 てか、お兄ちゃんなの! 何回か、香織のお兄ちゃんの話は聞いたことがあるけど、一度も会ったことがない。