「「いってきま~すっ!」」 あたしたちの元気な声が いつものように玄関に響き渡る いつものように あたしと夏は撮影じゃなくて 学校に向かうのだった 「chanceがあの二人ってことには 何度考えてもびっくりだよね」 あたしは昨日の夜 寝るときにずっと考えてた 「単純にうれしいよね」 夏も喜んでる