よりにもよってフッたばかりの女とだなんて……。 ダメだ……やっぱり信じられない。 てか信じたくない。 俺と仁科がこのベッドの上でなんて……。 「ウソじゃないよ。……咲哉は昨日あたしを抱いたの」 そう言い切る仁科が怖くなって、俺はもうそれ以上なにも言えない状況になってしまった。 ウソだ、ウソだ……。 俺が仁科を抱いたなん信じたくない。 だって俺は笹川が好きで、しかも笹川にもう告白までしたんだぞ? ……なのにその矢先にこうなるなんて。 俺ってマジついてない。