「……咲哉」
「ん……」
「咲哉、起きて」
「んーっ……」
名前を呼ばれてゆっくり目を開けると、そこには仁科の姿があった。
でも俺が驚いたのは、それだけじゃなかった。
「……えっ」
いまの状況を理解するのに数分時間がかかった。
……なんでだ?
なんで俺、裸なんだ……?
しかも隣には仁科が居て、仁科も裸で……。
なにがなんだかよくわからなかった。
混乱しながら昨日の記憶を辿っていくけど、全然思い出せない。
一体俺は、なんでここに居るんだ?
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