「麻衣?どうしたの?」 あたしの異変に気づいたのか、莉乃があたしの顔を覗き込む。 「っ、莉乃……」 「ん?どうしたの?」 「胸が……」 「ん?」 「胸が……苦しいよ」 「……え?」 「すごく苦しい。……よくわかんないけど、締め付けられるように痛いの」 「……大丈夫?」 「大丈夫……でも胸が痛いの。胸が苦しくて言葉にならないよ」 「……落ち着いて麻衣。あたしが居るから大丈夫だよ」 「ねぇ莉乃……あたしどうしちゃったのかな?なんかあたしがあたしじゃないみたいだよ……あたしおかしいの」