美「雪先輩?どうしたんですか?
そんなに、気分悪そうな顔して・・・」


私の顔を伺いながら、聞いてきた



「どうしよう!
ケータイを、どこかに落として来ちゃったかも・・・」


美「えっ!?ケータイをですか?」


「うん・・・。」


そりゃあ驚くよね
いきなり
ケータイが無くなったって言うんだから




んー?
と、人差し指を顎に添えて美喜ちゃんは考えている


凄く絵になるなぁ・・・


美「あっ!
じゃぁ、私のケータイで電話をかけてみますね。」


ジャラッと美喜ちゃんは、自分のケータイを出した