「じゃぁ、私の事も名前で呼んでくださいよ(笑)」



「おぅ。もう休憩終わるから」


「あー。そうですねっ。頑張ってね仁くん!!」



バイバイと言って、走って行っちゃったっけ



仁くん、ありがとう

親切にしてくれて



「おい。」


肩をツンツンと、つつかれた


クルッと振り向くと、五十嵐さんがいた


「何ですか?五十嵐さん。」


「今日の俺らの練習、見てくんだろ?
太一が電話くれたけど・・・?」



「あーそうです。良いですか?」


池田くん、電話してくれてたんだ


「あぁ。良いぜ。」


ここ座れっと、ベンチみたいなところに座らせてもらった



「俺も練習入るから。じゃぁな。」


そう言って、ポンポンっと私の頭を叩いて

五十嵐さんは、練習に戻って行った



五十嵐さんは、怖いなっと思ってたけど

部員に好かれてるみたいだし

意外と優しいし・・・


ポンポンっと頭を叩かれた時には、安心したっけ