私と、神田は屋上へ行った
いつもは、すんだ青色の空が
とても残酷に見えたのは私だけ?

「大丈夫だよ可憐
僕は可憐の味方!ずっと友達だよ…」
ポロッ
目のギリギリで我慢していた涙が
大量に溢れだした
「うぅ---えーんーーばっ…か…ヒクッ」
神田に“バカ”なんて言えない
でも、神田は微笑んでくれた
私は神田にしか、これから頼れないと思う
だから
これからもちゃんと言うよ?

「“ありがとう”」

って。