Hurly-Burly2【完】


な、何故笑えるのだっ!!

「酷い男だ!!

みんなの人でなし。

もし、あたしが暴走列車に撥ねられてたら

お主ら全員共犯として逮捕してやるぞ。」

弁護士の用意でもして首洗って待っとけ。

「日和ちゃんなら大丈夫な気がしたんだ。

さすがに、遅いから探そうってなったけど、

ナルがああやって笑ってるの見てホッとした。」

馨君はナル君を横目に見ながら大人っぽく

控えめに笑った。

「馨君はナル君が大好きなんですね?」

いつもナル君のこと心配してるもんね。

「あははっ、そうだね。」

そういう友情感動もんですよ。

「そういうのいいね。

信頼出来る仲間って大切にするべきだよ。

そういう関係になるには結構長い時間が

掛かるものでしょ?」

あたしがサユをどこまでも信頼しているように、

みんなも互いを信頼しているのだろう。

「・・・ひよこも仲間だろ。」

京様、やっぱり照れてる。

そう言ったら泣くほど嬉しい。

「うんっ、短い時間だけども!!」

時間は関係ないとかそういうことを

言うわけではないけど、認められると

案外嬉しいもので感動しちゃう。

「ヒヨリン、どれが天の川だっけ?」

ナル君がキョトンとしながらあたしに

視線を移した。

「えっとね、あのキラキラがたくさんある

とこですよ。」

世界でどれだけたくさんの人が出会い

別れを繰り返す中あたしがみんなに出会えた

奇跡を信じてみたいと強く思った。

「あれは、白鳥座とこと座(ベガ)とわし座

(アルタイル)で作られる夏の大三角という

有名な代物ではないかね!!」

あれが有名な七夕伝説の星座さんよ。