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「そんじゃあ、付き合ってよ?」
みんなドン引きしてるから!!
「兄ちゃん、セクハラで訴えられるような
こと言わないで!!」
「男同士なんだからセクハラじゃないじゃん。」
何その口調は!?
「みんな、兄ちゃんから逃げるんだ!!
ジョセフィーヌと一緒に入ってこい。」
「えー、ジョンと一緒に入るのー?」
ジョンって何!?
勝手に改名しないでくれる?
「駄々こねないでよ。」
兄ちゃん、再度みんなに詰め寄る。
「積る話もあるだろうしさー。」
「みんなを巻き込むなっ!!」
もう嫌だ。
みんなに次の日から避けられたらどうして
くれんだよ!!
「だって、ひーちゃん一緒に入ってくれないんでしょ?」
「当たり前だ!!」
この兄ちゃんどうかしてるぜ。
「なっ、千治君。
家の風呂場は大浴場もあってな。
ライオンの口からお湯が出て来るんだよ。」
ちぃー君を連行しようとするなよっ!!
「やめろー、ちぃー君を連れ去るな!!」
「ナル君、ライオンってのはマーライオン
のことでさ、下半身は魚の像なんだってさ。」
可愛いあたしのナル君まで丸め込もうとするな。
「ひーちゃん、服用意してくれる?」
ナル君とちぃー君を巻き込むんだな!!
はぁーとため息を吐く他のみんな。
「みんな、本当にいいよ!!
兄ちゃんなんて勝手に一人で入ってればいいんだ。」
しかも、まだお湯溜めてないよ。

