Hurly-Burly2【完】


「えっ、兄ちゃん何でお茶出してないの!?」

ありえないと言いながら立ったままだった

のを見て兄ちゃんの非常識さには笑えないよと

冷たいひーちゃん。

「ごめんねー、気の利かない兄ちゃんで。

あたしが出てどれぐらい経ったか知ってる?

兄ちゃんに付き合ってたらみんな化石に

なっちゃうよ!!」

急に青ざめたひーちゃん。

「ひーちゃん、化石発掘にでも行きたいの?」

「違うよ、兄ちゃん化石になっちゃうの!!」

「おいおい、待て。

ボケとボケでツッコミ待ちの会話してんじゃねぇぞ。」

金髪頭の慶詩君はどうも何を怒っているのか。

ひーちゃんと一緒に首を傾げた。

「ヒヨリン、いつもこんな感じなの?」

「ユウヤ、兄ちゃんと会話するのは7年ぶりだ。」

ひーちゃん、兄ちゃんはこんな日を待ち遠しく

待ってました。

「ところで、兄ちゃん次はいつ出発するの?

あれジョセフィーヌ来ないねぇ。」

ひーちゃんがキョロキョロ辺りを見渡す。

「ああ、そのことなんだけどね。

兄ちゃんはひーちゃんと一緒に暮らします!!

日本で就職してひーちゃんと楽しく暮らす

ことに決めたんです。」

「はぁっ!?」

すごい驚きっぷりだね。

「ひーちゃんと2人暮らしなんて夢のようだね。

父さんも兄貴も居ない分ひーちゃん独り占め

出来るなんてねぇー。」

「いや、さっさとジャングルに舞い戻れ!!」

兄ちゃんはひーちゃんの冷たさにビックリです。

「そういうこと言わないでさー。」

「理由を言え。

何を企んでいるんだ!?

まさか、兄ちゃんは宇宙人と入れ替わってッ・・・」

いや、急に後退していっちゃうの?

そんなに可笑しなことじゃないよね。